近年、さまざまな使用用途がある土間リビングを住宅に取り入れる方が増えています。広々と空間を使え、室内でありながら屋外に近いため、汚れを気にせずに使用できるのも魅力です。
しかし、開放的で明るくなる一方で、土間リビングには隠れたデメリットもあります。デメリットを知らないと、のちに後悔してしまう可能性もあるため注意が必要です。
そこで本記事では土間リビングの実例と共に、メリットデメリットも解説します。土間リビングを検討されている方は参考にしてください。
土間リビングとは?
土間リビングは、リビング空間に土間を採用することです。昔の日本家屋の炊事場をイメージすると分かりやすいですが、現代では生活一部のスペースとして多目的に取り入れられています。
生活環境の変化からペットを室内で飼育している方も多いため、ペットスペースにしたり、趣味を楽しむスペース、子どもの遊び場にもなったりと多種多様な活用方法があり注目を集めています。
土間リビングの実例3選
ここからは土間リビングの活用方法を3選ご紹介します。以下の解説を参考にしてください。
実例①土間リビングと薪ストーブを楽しむ家
こちらの住宅では土間リングに薪ストーブを採用しています。
汚れやすい空間をあえて土間リビングにすることで、掃除がしやすいのがうれしいポイントです。土間リビングは冬場の冷えが気になる場合が多いですが、薪ストーブを採用することで気にならなくなります。
実例②土間リビングと吹き抜けで楽しみ方が広がる家
こちらの住宅の土間リビングは趣味を楽しむスペースとして活用しています。
奥に作業用デスクを設置し、釣り道具のメンテナンスやバイクをいじったりするそうです。土間リビングだと家族との会話をしながらの作業も可能なため、家族との時間を大切にしながら趣味も楽しめるのは魅力です。
実例③ペットと戯れる土間スペース
土間スペースはペットスペースとしても使用できます。
何かと汚れることが多くても丸洗いできる素材にしておくことで掃除も簡単です。リビングと繋がっているため、ペットも季節・環境に左右されること無く、快適に過ごせます。
土間リビングのメリット
土間リビングのメリットとしては、以下の3つがあげられます。
以下で詳しく見ていきましょう。
①開放感ができる
外と中をつなぐ空間のため、一気に空間が明るくなります。家の中にいながらも外のように楽しめる場所で解放感は抜群。
土間を採用することで部屋全体が広く感じられます。リビングに高低差ができるとアクセントにもなり、視覚的な変化もできます。
広々としたおしゃれなリビングにしたい方は取り入れてみてください。
②楽しみ方が広がる
土間リビングの最大の魅力は、さまざまな使用方法があることです。薪ストーブ、子どもの遊ぶスペース、サンルームやカフェスペースなど生活に合わせて使用ができます。
ペットがいる方はペットスペースにもいいでしょう。その時々で目的も変更できるため、多目的に使用できます。
③メンテナンスがしやすい
土足であることを想定している場合が多いため、掃除がしやすいというのはポイントなのではないでしょうか。
ほうきで掃いたり水で洗える素材にしておくことで更にメンテナンスは楽です。そのためアウトドア用品や、スポーツ用品なども保管できます。バイクや自転車なども汚れから守れて防犯にもなり、安心できます。
土間リビングのデメリット
メリットが多い土間リビングにもデメリットがあります。
デメリットを理解しておくことで対策が可能なため、住宅を建てる前に知っておきましょう。
①冬場は冷えて寒い
夏場はひんやりと気持ちが良いですが、冬は冷えます。一段低い位置になるため冷たい空気が溜まりやすいです。
近年は住宅性能が上がり、断熱性や気密性が高いため底冷えすると言ったことはないですが、家自体の断熱性を高めることで解消できます。
②段差ができる
土間リビングは性質上段差ができてしまいます。そのため靴の脱ぎ履きが面倒に感じたり、小さな子どもがいる場合は気をつける必要があります。
バリアフリーには適していないように感じますが、車椅子などでも広い土間からリビングに入れる点では利点です。気になる方は設計の段階で相談しておくのをおすすめします。
③ホコリができやすい
大きな窓の開け閉めや、外から靴を履いたまま中に入るためホコリが溜まりやすい傾向があります。メンテナンス自体はしやすいため、できるだけこまめに掃き掃除などをするのが良いでしょう。
土間リビングで後悔しないためのポイント
憧れの土間リビングを導入したのは良いけれど、後からこうすれば良かったと後悔しないためにも土間リビングの特徴から対策をしておくと安心です。
薪ストーブや床暖房を検討しよう
土間リビングのデメリットでもある、冬の寒さ対策には薪ストーブや床暖房で対策がおすすめです。
手軽なのは床暖房ですが、薪ストーブだと暖かさや雰囲気が一気におしゃれになります。メンテナンスなどが必要なため、これらも検討してみましょう。
複数社で比較しよう
理想の住宅を実現するためにもいくつかの会社を比較しましょう。それぞれの会社で得意分野や性能、価格も違います。最低でも3社ほどで比較をするのをおすすめします。
また、見学会やイベントなども開催されているため、足を運んでみるのもいいでしょう。
土間リビングなら中村住宅工業がおすすめ
項目 | 詳細 |
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会社名 | 中村住宅工業株式会社 |
住所 | 群馬県太田市龍舞町1803-1 |
設立 | 1984年3月 |
施工エリア | 太田市・桐生市・足利市エリア |
公式サイト | http://www.nakaju.jp/ |
土間リビングのある住宅なら中村住宅工業がおすすめです。中村住宅工業は約40年の歴史があり、地元でも愛されている工務店です。
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気になる方は気軽に相談してみましょう。
まとめ
今回は土間リビングの実例と共に、メリット・デメリットも詳しく紹介しました。リビングに土間を採用することで、限られたスペースを広々と解放感のある空間にできます。
多目的に使用ができるため、ぜひ気になる方は取り入れてみてください。また、デメリットは知っておくことで事前に対策ができます。本記事で解説したポイントをふまえて相談してみましょう。
本記事があなたのお役に立てば幸いです。